海外に住む駐在妻は、駐在妻同士でコミュニティを形成することが多いです。
仲が良いうちは良いですが、時には「ヒエラルキー」と呼ばれる階級制ができあがってしまうことも・・・。
今回は、駐在妻のヒエラルキーについて、海外駐妻歴4年のnico（@from_S_S）が体験談を交えながらお伝えしたいと思います！
マウンティングを避ける方法もご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
駐在妻のヒエラルキーとは？
ヒエラルキーとは、もともとドイツ語で階級制のことを意味します。
駐在妻における階級制とは、夫の会社の規模や海外駐在歴、渡航国数、語学力などによってランク付けされるということです。
日本でも職業や年収によって人をランク付けすることがありますが、駐在妻は多くの場合仕事ができません。
そのため、駐在妻は海外でどれだけ良い生活ができるかがヒエラルキーに影響するのです・・・。
駐在妻のヒエラルキーは必ずしもひどくない
なんだか恐ろしいイメージの駐在妻ですが、必ずしもヒエラルキーが存在するとは限りません。
実際、私は現在ベトナムに駐在していますが、ヒエラルキーを感じることなく平和に生活をしています。
もちろんその人の生活環境や事情によって異なりますが、「海外駐在＝ヒエラルキー社会」ではないので、安心してくださいね！
転勤族との結婚による他のメリット・デメリットを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
子どもがいる駐在妻はマウンティングに注意！
駐在妻の中でも、お子さんがいる方はマウンティングに遭いやすいと感じています。
私は子どもがいませんが、お子さんがいる方からの話だと、学校の付き合いでどうしても他のママさんとお付き合いをしなければならず、そこでヒエラルキーが発生することがあるようです。
聞いた話では、
- 以前アメリカ駐在をしていたことをアピールするために子どもにはいつも「アメリカで買った服」を着せる
- 自分の子どもより他の子どもの方が英語力があると嫉妬する
などといった人もいるとのこと・・・。
お子さんつながりの付き合いは無下にもできないので、難しいですね。
駐在妻がマウンティングを避ける3つの方法
怖い話ばかりしてしまいましたが、駐在妻でも、ヒエラルキーやマウンティングを避けることはもちろん可能です！
以下の3つの方法で平和な駐在生活を楽しみましょう！
①婦人会には参加しない
海外には、駐在妻が入会できる「婦人会」があることが多いです。
会員は現地のお店で特典を受けられるなどのメリットも多い一方、様々な境遇の奥さん同士が集まるので、ヒエラルキーが発生しやすいという特徴があります。
上手にお付き合いできる方にとっては友達も作れる良い機会だと思いますが、苦手な方はヒエラルキーに巻き込まれてしまう可能性も。
仲の良いお友達がいるなど、後ろ盾が無い場合は参加しない方が無難と言えそうです。
②会社や趣味が同じなど共通点が多い人と行動する
ヒエラルキーは、基本的に人の境遇を「レベル付け」することで生まれます。
自分は気にしなくても、他人にレベル付けされたら面倒くさいことこの上ありません。
それを避けるために、できるだけ共通点が多い人と行動するというのもおすすめです。
私は、主人と同じ会社の奥さまか、趣味の茶道仲間としか遊びませんが、会社や趣味が同じなのでヒエラルキーも発生しません。
共通点が多いと話していても楽しいので、おすすめです。
「孤独になるのが心配」という方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
③マウンティングする人を早々に見分けて距離を置く
自分では避けるようにしていても、マウンティングしてくる人は現れるもの。
そういう人は早々に見分けて、あとは接触しないことが大切です。
マウンティングをする人は、夫の仕事や海外駐在歴など、ヒエラルキーに関わる点を細かく聞いてくる傾向にあるようです。
もちろん純粋にあなたのことを知りたくて聞いてくる人もいますが、マウンティングをする人の目的は階層付け。
自分が「上」じゃなければ不機嫌そうになるのも特徴のようです。
「この人はヒエラルキーを気にしているな」と思ったら、距離を取ったり、相手をうまくおだてたりして、事を荒立てずにフェードアウトするようにしましょう。
駐在妻のヒエラルキーってばかばかしい！
私は普段あまり感じていませんでしたが、調べてみると実際に駐在妻のヒエラルキーはあるようでした。
たしかに駐在妻は、自分で仕事をしていない分アイデンティティを見失いがちですが、だからって夫の会社や駐在歴で人を測るなんて、バカバカしいですよね。
ヒエラルキーなんて気にせず、自由に駐在生活を楽しんでいきましょう！
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